美容スクールの最新動向、「学び型教育」から「実践型教育」へ

週刊粧業 2016年7月18日号 1ページ

カンタンに言うと

美容スクールの最新動向、「学び型教育」から「実践型教育」へ
 昨年、政府は成長戦略の一環として、サービス産業の生産性向上を重要課題に位置づけることを発表した。

 これに伴い、大学院、大学、専門学校で、サービス業に特化した学習過程をつくる取り組みの支援を開始し、同時に文科相も専門学校に対する支援を強化している。

 それが「職業実践専門課程」の開設だ。即戦力となる人材輩出のための新たな課程として、企業連携を重視し、即戦力となる人材輩出を主な目標にしている。

 専門学校を取り巻く環境が大きく変わろうとしている今、化粧品・美容業界の未来を担う人材を育成する美容関連スクールの最新動向について紹介する。

企業の人材教育を担う
「専門職大学」の制度化進む

 平成26年度より、即戦力となる人材輩出のための新たな課程として、専修学校に「職業実践専門課程」を設けた。

 産学連携によって、より実践的な職業教育の質の向上を目指す新たな仕組みだが、学校が文科相から認可を受けるには、5つの要件を満たすことが必須であり、そのうちの4つが企業との連携を求めるものだ。

 つまり、より高度な職業専門能力や実戦経験が求められるようになった。こうした中、専門学校は資格取得重視の「学び型教育」から「実践型教育」へとシフトしている。

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