総合企画センター大阪、2015年度敏感肌コスメ市場を調査

粧業日報 2016年8月3日号 3ページ

カンタンに言うと

総合企画センター大阪、2015年度敏感肌コスメ市場を調査
 総合企画センター大阪は、2016年4~7月にかけて、国内化粧品メーカーを対象に敏感肌コスメ市場(スキンケア・メークアップ・ヘアケア・ボディケア)について調査を実施し、その結果を発表した。

 2015年度の敏感肌コスメ市場は、「機能性」や「高保湿性」を訴求した商品が大きく売上げを伸ばしたことにより、前年度比6.9%増の639億円となった。

 「機能性」を訴求した商品では、単に有効成分を配合していることを謳うのではなく、効果が表れないメカニズムに着目し、機能性ケアを積極的に訴求することで売上げを伸ばしている。

 「高保湿性」を訴求した商品は、敏感肌だけでなく乾燥肌などのさまざまな肌質の顧客や、幅広い年代の顧客からの支持を集めたことで、好調に推移している。

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