富士経済・山住氏に聞く、2017年国内化粧品市場の展望

粧業日報 2016年10月27日号 3ページ

カンタンに言うと

富士経済・山住氏に聞く、2017年国内化粧品市場の展望
内需拡大に向けた活動の強化を、
20~30代市場の手薄さが顕著に

 富士経済は、フィールドリサーチを軸に、企業取材などを通して全市場の市場動向を調査・分析している。

 2017年の国内化粧品市場の動向について、東京マーケティング本部第一統括部第二部の山住知之課長に話を伺った。

 ――2015年の化粧品市場のトピックスは何ですか。

 山住 インバウンド需要の影響で、昨年の化粧品市場は出荷ベースで3.8%増で推移した。これまでの伸び率は1%前後だったので、比較的高い数値となり、かつどのカテゴリーで見ても落ち込んだ領域はなかった。

 特に百貨店を中心とした高価格帯化粧品が2ケタ以上の伸びを見せ、市場拡大を牽引した。

 また、マス市場となる低価格帯でシートマスクが牽引し、高・低価格帯ほどではないが、近年苦戦傾向にあった中価格帯がリップカラーの販売を伸ばして伸長した。

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