アヴェダ、新スキンケア「トゥラサラ」が好発進、枝毛コートトリートメントも登場

週刊粧業 2016年10月24日号 51ページ

カンタンに言うと

アヴェダ、新スキンケア「トゥラサラ」が好発進、枝毛コートトリートメントも登場
 アヴェダでは8月18日に発売した新スキンケアライン「トゥラサラ」が予想を上回るペースで売上げを伸ばしている。

 アヴェダではアーユルヴェーダから着想を得た独自の哲学「エレメンタル ネイチュア」として、自然界に存在する全てのものは5つのエレメント(空、風、火、水、地)からなり、そのバランスにより心身や肌の状態が左右されるという考えを提唱している。

 「トゥラサラ」とはサンスクリット語で「バランスのとれた状態へ」を意味し、肌が不足しているバランスを補い、健康で美しい状態へと積極的に導くアイテムを揃えた。

 「トゥラサラ」の3種類の「セラム」(各30 mL9000円)はそれぞれ目的別に成分やアロマブレンドが違い、「ファーム」は主にエイジングケア、「ブライト」はシミや色ムラが気にならない明るい肌を求める人、「ジェントル」は敏感肌ケアにおすすめ。それぞれに合わせて調香されたアロマブレンドの香りが楽しめる。

 シリーズ中、特に好評なのが、ドライブラシとフェイシャルオイルをセットした「ウェイクアップ リチュアル キット」(1万9500円)だ。

 「フェイシャル ドライブラシ」(単体は1万2000円)は波打つようなカットを施したブラシが顔面を立体的にとらえて余分な角質を取り除き、毛細循環を促してマッサージ効果をもたらす。起床後、清潔で乾いた状態の肌にドライブラッシングをする。アーユルヴェーダの、ボディにデトックスリチュアルブラシをかけてオイルを塗るという手法からインスピレーションを得て開発した。マッサージ終了後、「オリエーション オイル」(単体は50 mL8000円)4プッシュを手になじませ、顔全体につけて4分後に洗い流す。

 「この2ステップは毎朝のデイリーケアとして提案している。忙しい時間帯ながら毎日実践している方が多いのは、それだけ結果が得られているからではないか。また、環境保全の観点から獣毛でなくナイロン毛、美容液にも動物由来のコラーゲンでなくその生成をサポートする発酵ペプチドを採用した」(マーケティング部パブリックリレーションズ・有吉由妃氏)

 今後、スキンケアはベーシックケアに「ボタニカル キネティクス」、アドバンスラインには「トゥラサラ」を位置づけ、この2ラインに集約して製品を増やしていく。来年早々には「トゥラサラ」の新製品を導入する計画だ。

 10月5日に発売した「ダメージレメディー シリーズ スプリット エンド リペア」(29g3800円)は毛先用洗い流さないトリートメント。ナンガイオイル(カナリウムインジクム種子油)が枝毛の毛髪繊維同士を引き合わせ、コーティングをしてくっつける。シャンプー一回後でもその状態をキープする。

 さらに、キノアプロテインがダメージを受けたキューティクルの隙間を埋めて補修し、毛先を強化して枝毛をできにくくする。

 「枝毛がくっつけばダメージが進行せず、毛先がまとまってきれいにみえる。他にはないアイテムとして注目されそうだ」(有吉氏)

 11月10日には恒例のホリデーギフトが登場する。全7セットからなり、ホリデーギフト限定「キャンドリマ」シリーズのセットが初登場する。今年もネパールのロクタ紙を使ったパッケージに入ったギフトセットが、店頭を彩ることになる。
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