百貨店の化粧品販売、インバウンド需要は先行き不透明

週刊粧業 2016年10月24日号 15ページ

カンタンに言うと

百貨店の化粧品販売、インバウンド需要は先行き不透明
 百貨店の化粧品売場に軒を連ねるブランドは外資系を中心に流通を百貨店に限定していた。しかしインターネットの普及に伴い、自社でオンラインサイトを立ち上げるブランドが相次いだ。

 ライフスタイルショップや新業態に新たな活路を見出そうとする動きもあり、もはや百貨店でしか入手できないブランドはごく一部になってしまった。

 それでも、百貨店はその存在意義を自他共に認めるべく施策に取り組んでいる。

化粧品の売上げは好調

インバウンド需要も続く


 10月20日に日本百貨店協会が発表した「2016年9月の全国百貨店売上高概況」によると、同月の売上高は前年比5%減と、7カ月連続のマイナスとなった。

 先行きが不透明なことから消費者の節約志向が高まっており、構成比97・1%の国内市場は4.8%減、さらにインバウンドは10.1%減と大きく下回っている。

 購買客数が増えているのは、旅行者の数自体は増えているからである。化粧品売場では販売個数を制限する場合があり、まとめ買いをするため大人数で来店する。それが客数増につながる。

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