単純明快!定期サイクル最適容量設定

2016年11月2日 12時00分

Tsd20161102 1

当たり前?定期サイクルに最適な容量の設定方法とは

前回・前々回の記事では定期を前提とした商品で
容量と価格を設定する際の留意ポイントをお伝えしてまいりました。

※前回の記事を読んでいない方はこちらから
「儲かるために一番大事なのは、○○単価」
「定期サイクルの罠」

今回は販売者様が容量を設定する際に更に留意するポイントをお伝えさせていただきます。
まず、大切なのは「使用量を設定するとき実際に使ってもらってサンプルをとる」ことです。
(当たり前だ!と思うかもしれませんが、重要なことなので整理してお伝えさせていただきます。)

ポイントは大きく2つあります。

ポイント①使い方の詳細な設定

一つ目は使い方の詳細な設定です。

使い方を設定するには、「効果が実感できる」×「特徴のある方法」を細かく決めなければなりません。

例えばオールインワンジェルでは目元や口元のシワが気になる方には、
(仮)朝は まず気になる部分に塗布してからなじませて顔全体にもう一度塗布します。

【ポイント】夜は顔全体にハンドプッシュで馴染ませたあと、小豆大のジェルを気になる箇所に置くように塗布してください
といった、通常の使い方と違う点を強調したり

【ここが大切】お顔に乗せるときは、おでこ・鼻・アゴ・左右の頬に加えて、左右のコメカミ、首の8か所に乗せて
首→アゴ→頬→鼻→コメカミ→おでこの順番で持ち上げるように伸ばしていくとマッサージ効果によってリフトアップが期待できます。

など、使い方の特徴+効果期待感を合わせてお伝えしたりします。

illust_1 2

このように ”その商品ならでは”の使い方をご案内しないと、
「どうせお手入れの方法はどれも同じよね」と使い方を見ずに自己流で使う方が多いのです。

そうすると効果実感も得ることが難しく、適量も使っていただけないので
結果的に販売者様の想定していた使用量と異なることがあるのでご注意ください。

ポイント②実際の容器を使うこと

二つ目は実際の容器を使うことです。

容器設計や容器とバルクとの相性評価・品質評価はOEM会社で実施しますので
ここではあくまでも”販売者様が知っておくべき”ことをお伝えいたします。

ここでのポイントは「ターゲット設定」×「ユーザビリティ」です。
(ターゲット設定は別記事の使えるペルソナ像の作り方をお伝えしておりますのでご参照ください。)

わかりやすいケーススタディを1つご紹介します。

(詳細は省きますが)
50代以上の女性で乾燥敏感肌の方に向けた化粧水で1ヶ月分で
6000円と中価格帯の中でも高めの商品です。

高級感を出すためにこだわりのガラス製の100ml容器にしました。
実際にお客様に使っていただくと、化粧水を出す際に容器が若干重く感じられ
手が小さくて、握力が弱く、手が乾燥しているお客様はしっかり握ることが出来なく、
ちゃんと振ることができなかったため、使い方で500円玉大と書いているものの、実際は使用量が減ってしまいました。
(TVや新聞での広告展開だったため、60・70代以上の比率が高くなっていたのもあります)

化粧品や育毛剤は顔と頭に使うものなので、お客様は手を肩より上にあげることが必要になります。
特に高齢のお客様は手を肩より上げること自体が負担になることもあります。
これを洗面台で立って行うのか、化粧台で座って行うのかでも使用量は違ってくると思います。

ペルソナ像で設定したターゲットに近い方に実際の容器で使っていただき、
徹底的にユーザビリティを観察することで、実際の容量を把握することができます。

Print

実際に使ってみると、使用方法・使用量・タイミングに対して必ず小さな問題が発生します。
その問題を修正するために、再度使い方と使用量を設定、もしくは容器を再選定して、30日/60日の容量を設計します。

容量の設定は後戻りしずらい・収益化のカギを握る意思決定ですので徹底的にこだわっていきましょう。

以上で、儲かる定期商品の説明を終わらせてもらいます。

アクセスランキング

  1. 1位 7月20日 11時00分
    ポーラ、新体操日本代表の世界選手権...
  2. 2位 7月19日 15時00分
    ライオン、マーケティングコミュニケ...
  3. 3位 7月19日 17時00分
    第一三共ヘルスケア、「ブライトエイ...
  4. 4位 7月18日 13時00分
    ロレアル、ボディショップをブラジル...
  5. 5位 7月19日 11時00分
    コスメラウンジ、銀座コスメ体験クル...
  6. 6位 7月18日 11時00分
    バスクリン、水素の光老化への作用を...
  7. 7位 7月18日 14時00分
    シミ・ソバカスを防ぐ『日焼け止め化...
  8. 8位 7月19日 10時00分
    本島椿、泡のヘアクリームで「東京産...
  9. 9位 7月19日 14時00分
    クラランス、肌の5大機能を高める「...
  10. 10位 7月19日 12時00分
    成和インターナショナル、品薄回避へ...
  1. 1位 7月14日 14時50分
    ポーラ、「B.A」から生命感に満ち...
  2. 2位 7月14日 16時00分
    アンケート調査 20代~30代女性...
  3. 3位 7月14日 15時30分
    アンケート調査 20代~30代女性...
  4. 4位 7月14日 14時40分
    ノエビア、夜の間に輝く肌へと導く薬...
  5. 5位 7月14日 14時30分
    日本メナード化粧品、最新のエイジン...
  6. 6位 7月14日 15時00分
    アンケート調査 20代~30代女性...
  7. 7位 7月14日 15時00分
    ウォルグリーンBA、ライトエイドと...
  8. 8位 7月14日 13時40分
    クラシエ、いち髪アウトバストリート...
  9. 9位 7月14日 14時00分
    首都圏化粧品日用品卸組合、新基軸の...
  10. 10位 7月14日 14時00分
    コージー本舗、大人のまぶたをアイト...
  1. 1位 4月17日 15時00分
    優良化粧品OEM/ODM企業一覧2...
  2. 2位 7月3日 12時00分
    ナリス、新「マジェスタ」でエイジン...
  3. 3位 6月29日 11時00分
    カネボウ、「KANEBO」の商品体...
  4. 4位 6月22日 16時00分
    化粧品メーカーのR&D戦略、投資拡...
  5. 5位 6月23日 11時00分
    資生堂、「エリクシール」にファース...
  6. 6位 6月23日 10時00分
    カネボウ、「ルナソル」に秋の木漏れ...
  7. 7位 6月22日 14時00分
    男性化粧品、2016年市場規模は横...
  8. 8位 6月28日 12時00分
    牛乳石鹸、新井浩文を起用したWeb...
  9. 9位 6月22日 15時00分
    2017年4月の化粧品出荷金額2....
  10. 10位 6月29日 10時00分
    カネボウ、「コフレドールグラン」に...

Sub tit market

Sub img market

週刊粧業/C&Tを一部から。今すぐ欲しい!今回だけ欲しい!そんなご要望にお応えし、一部毎にダウンロード販売でご提供致します。

週刊粧業マーケットへ

化粧品業界に従事される皆様のビジネスチャンスをつなぐ製造依頼サイト。優れた化粧品業界のパートナーをすばやく見つけていただくことができます。

くわしくはこちら

マーケティング情報

マーケティング/商品企画/プロモーション担当の企画業務を支援する情報が満載。Power PointのPDF版では記事フローチャートで情報整理しご提供。

お役立ちマーケティング情報ページへ

調査レポート

毎年、週刊粧業が行う調査結果レポート総計をCD-Romにて販売。非常に利用価値が高く、化粧品業界の企業戦略には欠かせない知的コンテンツ。>
有料(1コンテンツ CD-Rom)
50,000円(税込、送料込)~
※Windows版のみ

週刊粧業 消費者調査データの購入はこちら

ネットリサーチ大手、クロス・マーケティングが最新のトレンドをまとめた一般向けには公表していない自主調査レポートを無料でダウンロードできます。

クロス・マーケティング 消費者調査データ(閲覧無料)

カスタマーコミュニケーションズ

全国のドラッグストア、スーパーマーケットの
ID-POSデータから市場トレンドを気軽にチェック。個数ランキング上位10商品の市場シェア(個数)とリピート率をご覧いただけます。

データ

レシートシェアランキングカテゴリ

Sub tit asia

アジア化粧品市場を捉えたアジア進出支援プログラム

アジア化粧品市場を捉えたアジア進出支援プログラムでは、ASEANや北東アジアなどへの進出を考える化粧品メーカーを後押しすべく、様々なコンテンツを用意しています。

Sub tit report

世界の化粧品市場レポート(World Cosmetic Market Report)

世界の化粧品市場レポートコーナーでは、ユーロモニター・インターナショナル社が提供する世界の化粧品市場の市場概況、主要トレンド、競合状況、流通ルートの市場動向、市場の将来展望などをお伝えしていきます。

ページの先頭へ