健美ハウスオノドラ、心身の健康の大切さを説き厳しい競争生き抜く

週刊粧業 2016年10月31日号 7ページ

カンタンに言うと

健美ハウスオノドラ、心身の健康の大切さを説き厳しい競争生き抜く
 「健美ハウス オノドラ」は、1986年11月23日、総合ドラッグストア「ONO DRUGSTORE」として創業した。

 当時としては珍しく医薬品だけでなく生活雑貨や化粧品、ペットフードとあらゆる商品が揃う形態のドラッグストアとしてオープン。「置けば売れる」といわれた時代の流れに押され、開店1年目で年商1億円に達するなど、成功を絵に描いたような店舗だった。

 しかし、同様の店舗が周辺に林立すると早々に見切りを付け、漢方と化粧品を中心に取り扱う現在のような相談専門の薬局に転向した。

 また、同店ならではの取り組みとして、店内で筋力トレーニングや「笑いヨガ」を実施し、ファンを増やしている。小野義廣社長に話を伺った。

年商1億円達成も早々に見切り
雑貨・一般薬やめ相談型に転換

 同店は薬局でありながら、一般薬をほとんど処方しない。「元気とキレイ」を提供する店として、主に漢方と化粧品を取扱い、患者やお客の症状に合わせて処方している。

 開店まもなくして年商1億円を叩き出し、当時店の前の車道は買い物客で渋滞していたというくらい盛況だった。

 いち早く配達制度を取り入れ、小野社長が早朝から深夜までお客の自宅まで配送し、当時では大企業しか導入していなかったビジネスコンピューターを、友人のツテで格安で購入して配送管理を行うなど、時代の最先端を行く店だった。

 紙おむつ「ぴぴ」(現在のリブドゥ社商品)は、「日本一売った」と小野社長は振り返る。

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