ラシェル製薬、岡山第2工場が竣工で成長加速へ

粧業日報 2016年11月11日号 6ページ

ラシェル製薬、岡山第2工場が竣工で成長加速へ
 ミリオナ化粧品(本社=大阪市)の関連会社ラシェル製薬(同)は10月27日に建築中だった新工場「岡山第2工場」(岡山県新見市)の竣工式を開催し、披露目を祝したい仕入れ先や販売先から約90名が参集したほか、雇用の創出に感謝の意を表する石垣正夫新見市長らが駆けつけて祝辞を述べる場面があり、同社が健康市場だけでなく根を張る地域にも貢献している様子がのぞいた。

 竣工式はラシェル製薬の阪本雅哉社長の挨拶で幕が上がった。阪本社長はまず、直前に至近を襲った震度5強という鳥取県中部地震の恐怖について触れ、非常に驚きはしたものの被害がなかったことで製造業に好適な地盤を認識したと述べて安心を引き出した。

 また、真新しい舞台を得た心境については「(末端で)よりクオリティーの高い生活を進めていただくため、そこへ寄与できる商品を提供できるようこの工場を建てさせていただいた」と動機を説明し、目的は「皆様の健康維持と、地域の活性化だ」と語った。

 祝辞の一番手では、石垣正夫新見市長が登壇した。旧新見市から数えて22年間の登板歴を持つ同市長は、「若い人の職場がなかなかないと阪本社長に改善の機会づくりをお願いしたところ、これだけ早く工場を増設していただけるとは思っていなかった」と手放しで感謝の気持ちを語ったほか、「日本がこのように健康寿命が伸びたのはラシェル製薬のおかげ」と述べて目前の阪本社長を持ち上げた。

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