マンダム2017年3月期第2四半期決算、微増収増益

粧業日報 2016年11月11日号 1ページ

カンタンに言うと

マンダム2017年3月期第2四半期決算、微増収増益
日本国内の売上高が
男性用・女性用とも堅調に推移

 マンダムの2017年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比0.9%増の423億2500万円、営業利益が6.2%増の56億8400万円、経常利益が3.7%増の60億2700万円となった。

 純利益は、前年同期にインドネシア子会社における本社工場(ジャカルタ)の売却益計上(約25億円)があったため、32.9%減の40億3700万円となっている。

 地域別では、「日本国内」の売上高が男性用「ギャツビー」、女性用「ビフェスタ」など主力ブランドが堅調に推移して3.1%増の262億6900万円、営業利益が夏場にTVCMを中心としたマーケティング活動を積極的に行ったことにより、3.2%減の40億4300万円となった。

 海外では、主軸の「インドネシア」の売上高が5.9%減の92億2600万円、営業利益が29.7%増の4億8900万円だった。

 広報IR室の重村勝俊室長は「インドネシアの売上げの約3割を占める(インドネシア国外への)貿易事業の低調と、為替換算による10億円弱の目減りがあった」と減収要因を述べた上で、「一方で、主力の『ギャツビー』が20%以上で伸長するなど現地通貨ベースでは堅調に推移している」と及第点をつけた。

 インドネシア以外の「海外その他」は、ギャツビーに続き、一部の地域で女性用コスメ「ビフェスタ」の市場開拓が進み、売上高が2.7%増の68億2900万円、営業利益が44.0%増の11億5200万円となった。

 中でも、沿海・都市部を開拓している中国事業は、2ケタ成長を続け、売上高約25億円に成長した。近年は女性用「ビフェスタ」でも市場の開拓に成功しており、女性用の売上構成比は2割を超えてきたという。

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