ブルーベル・ジャパン、新宿ルミネに直営フレグランスショップ

週刊粧業 2016年11月7日号 8ページ

カンタンに言うと

ブルーベル・ジャパン、新宿ルミネに直営フレグランスショップ
 ブルーベル・ジャパンでは香水の日(10月1日)イベントを阪急うめだ本店と銀座三越で開催し、多くの来場者で賑わった。今年のテーマは「ふたり・つなぐ・香り。」。夫妻である前田典子氏と日比野玲氏がフレグランスアンバサダーとして二人で楽しむ香りの魅力などを語り、夫婦で聞き入る姿も目立った。

 「今は『香水を使う』という最初のハードルを越え、使い方や楽しみ方を知るという次のステージに入った。当社のミッションは香水を楽しむ人を増やすことであり、他社製品を含め、一人でも多くの人に香水に親しんでもらえれば市場の規模が広がっていくと考えている。これからも啓蒙活動を続けていきたい」(柳沢奈保香水・化粧品事業部ジェネラル・マネージャー)

 今秋冬は王道路線の1つであるローズの香りの人気が高まっている。秋の新作では8月末に発売した「ブルガリローズゴルデア」(写真)の健闘が目立つ。エレガントなローズゴールドのボトルと、ダマスクローズとホワイトムスクを効かせたエモーショナルな香りで多くのファンを獲得した。「メゾンフランシスクルジャンアラローズ」「アニックグタールローズポンポン」も好調だ。

 「一方、香りの好みが多様化してきている。このため、方向性をしっかり出した個性的な香りが動くようになった。香水の捉え方が進化した証であり、よい傾向であると受け止めている」(柳沢氏)

 去る9月1日、直営店「プチジャルダンデパルファム」(香りの小部屋)をルミネ新宿店2にオープンした。今後、様々な取り組みを予定しており、10月15日には韓国の香りブランド「Soohyang」(スヒャン)のキャンドル(全30種各2900円)を同店限定で発売し、早くも追加輸入を必要とする好調な立ち上がりとなっている。

 香りのコミュニケーションを重視する同社では、デジタルを媒体にした情報発信を強化している。絶え間なく変化をする媒体だが、それだけ反応も早いことからSNSを中心に様々な施策を展開していく。

 「今後は流通別の商品戦略を強化する。卸や小売店様と協働でお客様に『素敵』と思われる売場をつくり、香水の裾野を広げていきたい。プチジャルダンデパルファムもその一例になるだろう」(柳沢氏)
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