日本メナード化粧品、皮膚の幹細胞が減少する原因を解明

週刊粧業 2016年11月7日号 5ページ

日本メナード化粧品、皮膚の幹細胞が減少する原因を解明
 2003年より皮膚の幹細胞に関する研究を行っている日本メナード化粧品は、幹細胞が減少する原因について研究を進め、このほどその原因を突き止めることに成功した。原因究明のカギとなったのは、皮膚の幹細胞が存在している領域「ステムバイタルエリア(SVA)」の発見だという。その研究成果については、「第39回日本分子生物学会」(11月30日~12月2日)と「日本研究皮膚科学会 第41回年次学術大会・総会」(12月9~11日)で発表する予定だ。

 研究ではまず、約500人の皮膚の組織について網羅的に遺伝子解析を行い、表皮幹細胞が存在している領域では「ラミニン332」が、真皮細胞が存在している領域では「タイプ5コラーゲン」が特異的に発現していることを見出した。

 次に、バイオイメージング技術を用いて、幹細胞とメラニン332、タイプ5コラーゲンを染色し、皮膚の幹細胞が存在している領域について詳細に解析した。

あと66%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 日本メナード化粧品、皮膚の幹細胞が減少する原因を解明

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop