高砂香料工業、上質で素材感のある香りが求められる時代へ

C&T 2016年9月15日号 34ページ

カンタンに言うと

高砂香料工業、上質で素材感のある香りが求められる時代へ
 高砂香料工業では香粧品香料市場について「香りを訴求した製品の増加に伴い、賦香率が高まっており、市場は微増で推移している。

 価格動向をみると、数年前にフロリダで発生したハリケーンでグレープフルーツの生産農家が減少したため、これまで比較的廉価で汎用性が高いと言われていたリモネンが高騰した」(隈元浩康フレグランス・アロマイングリディエンツ事業本部フレグランス企画部部長)と捉えている。

 昨年に続きホームケア分野では香りのパーソナル化が進み、消費者はより情緒性豊かな香りを楽しむようになった。

 2009年頃から翌10年にかけてアロマを主体に香りを楽しむ製品が増えてそれが一般化かつ多様化し、現在は成熟期を経て安定期に入りつつあるという。

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