伊勢半、長寿アイテムは第三者の評価が売れ行きを下支え

C&T 2016年9月15日号 16ページ

カンタンに言うと

伊勢半、長寿アイテムは第三者の評価が売れ行きを下支え
 「伊勢半って知らないけど、この黄色いハンドクリームは母が使っているから知っています」――。

 伊勢半が1975年に発売した「キスミー 薬用ハンドクリーム」(75g600円、65g500円、30g250円)の展開期間が2015年で40周年に達し、時代性や流行に売れ行きが左右されないロングセラーコスメとして輝きを放っている。

 広く消費財の世界に目を向けた場合、いわゆる「長寿商品」は仕様や価格を市況に応じ機敏に変化させてライフタイムバリューを伸ばしているケースがある。

 そうしたマーケットの定石を横目に、同商品の生い立ちは「発売から現在にかけて処方・パッケージデザインはほぼ変わっていない。価格は発売時の500円(75g)が100円アップしただけ」(総務本部総務部)という不変ぶりで、長年の愛用者層に安心感を与えていることが容易に想像できる。

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