エトワール海渡、「インナーキーホルダー」にプレミアムライン追加

週刊粧業 2017年1月1日号 78ページ

カンタンに言うと

エトワール海渡、「インナーキーホルダー」にプレミアムライン追加


魅力やストーリーが生活者まで
届くようなモノづくりに注力

 そもそも「インナーキーホルダー」は、生活者ニーズを的確にとらえた商品だ。約30年前、海渡二美子現会長が海外で目にした石付きクリップに注目し、バッグに取り付け可能なキーホルダーとして日本女性の好みに合わせてデザイン性や使い勝手を高めて発売した。日本で製造しており、スワロフスキーやビジュー、カメオ柄をあしらったデザインなど、これまでに60種類、合計10万個以上の販売実績のある人気商品だ。

 新商品ではインナーキーホルダーの魅力が伝わりやすくするよう工夫をした。日本製であることに加え、「スワロフスキー」を使っていることが一目でわかるよう、スワロフスキー社とライセンス契約を結んで、その表示をつけた。また、スワロフスキーの輝きがより映える大きめの石を使い、輝きが増すようにし、本来の魅力が生きるようなデザインを採用した。若い女性が使いたくなるような月と猫のモチーフや蝶々、クマなど可愛いデザインで仕上げたのもポイントという。

 さらに、スワロフスキーの高級感をパッケージからも感じられるようジュエリーボックスをイメージしたデザインに仕上げ、簡易包装すればそのままギフトとしてプレゼントできるようにした。 さらに、アイデア品としてポイントとなる使い方の説明文は、開けた時点でわかるように、一方で商品の邪魔をしないよう印刷場所に工夫をした。

 現在、「エトワールプラス」の付いた新インナーキーホルダーは3型計6アイテム。今後デザインの拡充も随時行っていく方針だ。

 「新ラインはジュエリーやアクセサリーと同じ棚に置いても見栄えがする。また、『エトワール プラス』のような使い方やこだわりを語れる商品は、接客トークの得意な小売店様にとってはプラスアルファの売上づくりに貢献できる商材としてレジ周りにもおすすめしたい」(営業部 塩見好一フロアマネジャー)

 「商品開発担当部門では、魅力ある商品として店頭で差別化の図れるオリジナル製品を増やす方針だ。オリジナルならば『エトワールプラス』マーク付きを目指そうという気概を持って製品開発に努める。装粧品は暮らしを彩り豊かにする役割を担っている。その魅力がさらに伝わるよう、モノが持っているストーリーまで生活者に届くようなモノづくりをしていきたい」(商品部2課 本間あずさ主任)
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