バスクリン、炭酸ガス4倍で機能価値がさらに向上

週刊粧業 2017年1月1日号 67ページ

カンタンに言うと

バスクリン、炭酸ガス4倍で機能価値がさらに向上
 入浴剤メーカーのバスクリンは近年、睡眠や運動と入浴の関係性に着目して健康な身体づくりをサポートする入浴法や入浴剤の研究開発を進めている。

 中でも、炭酸ガス含有の薬用入浴剤「きき湯」シリーズと、その上位シリーズである「きき湯 ファインヒート」(以下「ファインヒート」、写真)シリーズは、実際に体感したトップアスリートらのブログやSNSなどで紹介されていることも多い。社会的な影響力のあるトップアスリートらの情報やコメントは製品の品質・信頼の向上をもたらし、両シリーズの好調を下支えしている。

 身体の悩み別に6種から選べる「きき湯」シリーズでは、入浴剤の需要期となる昨秋より、フィギュアスケートの羽生結弦選手(ANA所属)を起用した新TVCMの放映を開始するなど販促・プロモーションを強化。11月に発売した羽生選手との共同企画品「同スペシャルエディション」も話題を呼び、新たな層の開拓につながっている。

 一方の「ファインヒート」では昨秋、炭酸ガス量(食塩炭酸湯)を従来品の約4倍に増量しリニューアルした。高機能入浴剤市場を牽引している。

 リニューアルに合わせて発売した新アイテム「ファインヒート スマートモデル」は、発汗や代謝促進に着目し、血流促進作用のあるトウガラシエキスや高保温性の塩、そしてレモンエキスを配合する。週末づかれや運動づかれといった身体のだるさや、多くの女性の悩みである冷えに悩む生活者をコアターゲットに、提案を強化していく。
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