花王、ブランドの中核となるパウダーファンデーションを刷新

週刊粧業 2017年1月1日号 63ページ

カンタンに言うと

花王、ブランドの中核となるパウダーファンデーションを刷新
 花王は2月21日、「ソフィーナ」ブランドの中核となるファンデーションを刷新し、「ソフィーナ プリマヴィスタ きれいな素肌質感パウダーファンデーション」(全7色、ノープリントプライス、SPF25・PA++)を発売する。

 同社では2015年11月以降、「ソフィーナ」において事業改革を行っており、17年春からは、化粧品事業強化の一環として、「ソフィーナ プリマヴィスタ」を進化させ、ファンデーションによる「きれいな素肌質感」の仕上がりを提案する。

 これにより、ベースメーク市場の売上№1ブランド(インテージSRI調べ、全国全業態2012年9月~2016年8月、化粧下地、ファンデーション、おしろい、ベースメークセットの合計金額シェアベース)の地位を磐石なものにするとともに、ベースメーク全体で前年比120%という高い目標を自らに課すことで、過去最高売上の突破を目指す。

 近年、「きれい」に対する女性たちの考え方が変化し、ベースメークでは、かつての「頑張ってきれいな顔をつくる」から、「自然な印象に仕上げたい」というニーズに変化してきている。

 今回は、今までの「化粧のり」「化粧もち」のよさをさらに高め、皮膚科学を長年研究し続けてきたからこそできるアプローチで、「自然な仕上がり」を実現した。

 誰でも簡単に、パウダーがムラ付きすることなく、ひと塗りで、肌に均一に塗ることができる独自の「スキンフィット」設計を採用。さらに、新たな粉体を配合した光コントロール技術も導入し、毛穴や色ムラなどもしっかりカバーしながら、まるで肌そのものの質がよくなったように見えるきれいな仕上がりを実現する。
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