資生堂 魚谷社長、全ての活動を「お客さま起点」に

週刊粧業 2017年1月1日号 40ページ

カンタンに言うと

資生堂 魚谷社長、全ての活動を「お客さま起点」に
 昨年の私たちの活動は、6地域本社のグローバル組織体制の確立に向け、国内においては「資生堂ジャパン株式会社」が本格稼働しました。

 7月には、全国の営業部門の組織体制を、専門店事業本部が管轄する支社と、コスメティクスブランド事業本部が管轄する事業部の2体制に再編し、「ブランドを軸に、お客さままで一気通貫する統合マーケティング」の組織体制の実現に向け、大きく前進することができました。

 好調なブランドを支えているのが、当社の研究開発力です。

 10月末~11月初旬にアメリカで開催された化粧品技術の世界最大の発表会「第29回 国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)大会 2016」において、当社の研究テーマが、ポスター発表部門の最優秀賞を受賞しました。

 今回の受賞は第24~28回に続く6大会連続、本大会の間の年に開催される「IFSCC Conference」を含めると通算24回目の受賞となり、世界の化粧品メーカーにおいて他社の追随を許さない最多の受賞回数となります。

 今後も研究開発力に磨きを掛け、世界中のお客さまとの出会いを広げるためのイノベーションを強化していきたいと考えています。

 2017年は、資生堂グループ全体の中長期戦略「VISION 2020」の実現に向け、前半3カ年で取り組んでいる事業基盤の再構築を完遂する年と位置付けています。

 全ての活動を「お客さま起点」に、お客さまや市場の変化に、迅速かつ果敢に対応し、より地域に密着した取り組みのもと、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」となることを目指して、全社を挙げて取り組んでいきます。
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