歌舞伎フェイスパック「常識を打ち破る」ヒットの舞台裏

週刊粧業 2017年1月23日号 14ページ

カンタンに言うと

歌舞伎フェイスパック「常識を打ち破る」ヒットの舞台裏
 一心堂本舗の戸村憲人社長は、 第7回化粧品開発展・第5回国際化粧品展のテーマ別セミナーにおいて、「歌舞伎フェイスパック「常識を打ち破る」ヒットの舞台裏」(【COSME-5】 1月24日(火) 15時00分~16時00分)と題して講演を行う。

 戸村社長に講演の概要についてインタビューした。

 ――「歌舞伎フェイスパック」(2枚入り900円)をつくった狙いは何ですか。

 戸村 歌舞伎座で土産菓子の販売を始めたのを機に歌舞伎に興味を持つようになった。

 デザインアワード「Tokyo Midtown Award2008」の「日本の新しいお土産」受賞作品として歌舞伎の隈取りをデザインしたフェースパックをインターネットで見つけたのが2013年5月のこと。商品化を目指して製造を引き受けてくれるOEM会社を探したが、異業種ということもありなかなか受けてもらえなかった。

 そこで製造過程を分け、それぞれの専門業者に依頼することでネットで発見してから半年後に発売にこぎつけた。異業種だからこそ、できたのかもしれない。

 日本の伝統文化である歌舞伎を海外に伝えられる日本を代表するお土産にすべく、ギャグ商品と思われないようパーティグッズコーナーでなく化粧品コーナーでの販売にこだわった。監修は市川染五郎さんに依頼し、話題性と信頼性を高めた。

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