平和化學工業所、需要の喚起に先手で環境型容器に注力

粧業日報 2017年1月20日号 3ページ

カンタンに言うと

平和化學工業所、需要の喚起に先手で環境型容器に注力
 1957年の会社設立で各種プラスチック容器の製造・販売を展開している平和化學工業所(本社=千葉県市川市)は、1991年から取り組んできたバイオマス容器の製品化で苦節約20年間を費やして完成形にこぎ着け、ここへきて先見性のメーカーから採用や発注が舞い込み始めている。

 創業者が起こしたガラスボトルの製造事業を継承し、プラスチックへの転換という時代変化の荒波を乗り越えた畠山和幸社長は、90年代早々に自社製品の環境負荷を考慮し、「使い捨てをなくすことや廃棄による負荷軽減のため」にバイオマス製品の実現化へ着手したいと周囲へ公言したところ、否定的な見解や評価が注ぎ、「むしろ『やってやろうじゃないか』と火がついた」といい、その後の長期戦に及ぶ研究開発の道のりでも「『ダメかも』という弱音に打ち勝ってきた。『何とかしたい』という気持ちがずっとあった」など、投げ出さなかった要因は負けじ魂だったと話している。

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