小林製薬、インバウンド商材が海外事業に波及効果、品目拡大へ

粧業日報 2017年2月1日号 3ページ

カンタンに言うと

小林製薬、インバウンド商材が海外事業に波及効果、品目拡大へ
 今期(2017年12月期)より「実力ある成長」をテーマに新中期経営計画をスタートさせた小林製薬の小林章浩社長は、このほど開催された事業説明会の席で2016年を振り返り、「2013年に子会社化した六陽製薬のスキンケア『オードムーゲ』が前年比29%増、ジュジュ化粧品のロングセラー『マダムジュジュ』の売上高が前年に比べ約3倍に伸長するなど、ここ数年で取り組んだ国内M&Aの効果が早くも表れている。15年にブランド譲受した『丸薬 七ふく』も2ケタ成長を達成する見込みだ」と語った。

 また、育成事業の一つに掲げる海外事業で昨年、外用消炎鎮痛剤「ジムズマックス」を展開する米国のパーフェクタ・プロダクツ社を買収したことに触れ、「今後は外用剤における研究開発力、技術ノウハウを相互に活用し、東南アジアなどで販売好調の『アンメルツ』とのシナジーを発揮していく」と述べ、OTC医薬品分野のグローバル市場開拓を加速させるとともに、長期的な成長持続に向けて国内外のM&Aを活発化していく方針を示した。

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