J-NET 町田執行役員、発足10年超の節目にHD化の機運

週刊粧業 2017年1月30日号 4ページ

カンタンに言うと

J-NET 町田執行役員、発足10年超の節目にHD化の機運
 2016年3月期に設立以来の最多売上高を計上したJ-NET(本社=東京)が、今期も好調を持続というよりは前期の数字をさらに更新しそうなペースで進捗している。

 有力なメーカーから商品を仕入れられる調達力をはじめ、強固な消費基盤を持つ販売先との関係性が好業績を支える両輪であることはいうまでもないとして、視界良好といえそうな現在の推進力となっているのは発足から丸10年間が過ぎて本丸と各支社の足並みが揃ってきたと見てよさそうだ。

 現場の統括リーダーにあたる町田光一本部長から話を聞くと、そうした推測が濃い輪郭をもって浮かびあがってくる。

2期連続の最多売上高更新が視野
地方重視に顧客企業の支持集まる

 町田氏は2016年12月度を締めた時点の今期の業績推移について、仕入れに関し「良い方へ予測が外れている。今の状況から、今期も過去最高だった前期の上にいくかもしれない」と述べ、その要因について「大手お取引先の帳合変更があったほか、各支社ともかなり良い」と内外両面に及ぶ好材料について説明している。

 また、経営指標や帳簿で掌握することのできない取引先からの評価について、同本部長は競合にあたる大手卸を向こうに回し「競争して、認めていただけている部分があるかもしれない」と及第の自己採点を下す中で、掘り下げては「それなりに地方を大事にしてきたところを、見直してくださっているのではないか」と語っている。

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