ライオン商事、2017年春のペット新製品で説明会を開催

粧業日報 2017年2月8日号 1ページ

カンタンに言うと

ライオン商事、2017年春のペット新製品で説明会を開催
市場再拡大・新市場確立で
前年比2ケタ成長めざす

 ライオン商事は2月1日、2017年春のペット新製品の発売背景やマーケティング施策をアナウンスすべく、都内ホテルでメディア向け説明会を開催した。

 同社が参入するペット6市場(オーラルケア、ボディケア、機能性フード、猫砂、犬用シート、消臭剤・掃除用品、インテージSRI 販売金額)は、犬猫の「小型化」「室内飼育化」「高齢化」が進む中、2014年に635億円だった市場が15年は653億円、16年は664億円と年々拡大傾向にある。また、2014年以降、金額、個数とも伸び率は鈍化しつつあるが、前年を上回る傾向が続いている。

 こうした中、同社では、オーラルケアトリーツで「機能強化・ライン拡張」、猫サニタリーで「鉱物砂進化とライフステージ・アプローチ再挑戦」、空間ケアで「共生空間のニオイ・汚れ不満解消」、ボディケアで「伸長市場(ボディケアシート)活性化」に取り組み、市場平均(102%)を上回る成長率(104%)を確保した。特に、オーラルケア(112%)、シャンプータオル(135%)、専用消臭剤(115%)が2ケタ成長を果たし、業績を牽引している。

 2017年は、「清潔・衛生、健康習慣の実現サポートの加速化」をマーケティングテーマに据え、市場の再拡大・活性化への挑戦と新市場確立への再挑戦に取り組むことで、「前年比2ケタ増を目指す」(永井隆志社長)という。

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