岩瀬コスファ、高感触エステルオイルの提案強化

C&T 2016年12月15日号 30ページ

カンタンに言うと

岩瀬コスファ、高感触エステルオイルの提案強化
 化粧品原料商社の岩瀬コスファでは、近年のヘアケア市場のトレンドとして、オイルinヘアトリートメントやアウトバスヘアケアの好調さを挙げている。

 シャンプーなどで話題となったノンシリコーンは、市場として定着したものの、ノンシリコーンであることが髪や地肌に何をしてくれるのか明確な機能がわからない消費者は多い。そうした不明瞭さが商品への物足りなさにつながってしまうこともあり、近年は髪や地肌にはっきりと効果が実感できるような具体的な機能を求める方向にシフトしているという。

 また、近年はエイジングケアの機能を持ったヘアケアやアウトバスヘアケアが登場している。

 年齢を重ねるにつれて髪が細くなって内在脂肪も減少し、髪が傷みやすくなることに加え、ヘアカラーの頻度も増し、ダメージを受ける機会が増加してしまう。

 髪のエイジングケアでは、30代後半以降の悩みとしてボリュームダウンや髪の細り、ハリ・コシのなさ、抜け毛、髪のうねり、ツヤのなさなどがキーワードとして上げられており、市場ではこれらにアプローチする商品が多く登場している。

 こうした動向はヘアケア全体におけるアウトバストリートメント市場の推移からも読み取ることができ、同社資料によると、アウトバストリートメント市場は2012年から2015年(見込み)までの3年間で約1.5倍にまで拡大しているという。

 さらに、オイルトリートメントの製品数が増加し、ボリュームアップ訴求のアウトバストリートメントの実績が上昇している。

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