ポーラ化成工業、クリームの感触や見た目が及ぼす心理的作用を確認

粧業日報 2017年3月27日号 4ページ

カンタンに言うと

ポーラ化成工業、クリームの感触や見た目が及ぼす心理的作用を確認
 ポーラ化成工業は、神戸松蔭女子学院大学 鳥居さくら准教授との共同研究により、スキンケアクリームそのものの感触や見た目の違いによって、使う人の感情に変化が起こることを発見した。このことから、同社ではスキンケア製品が自分のなりたい気持ちを後押ししてくれるアイテムになり得ると考察している。

 同研究成果は、3月29日~30日に大阪で開催される第12回日本感性工学会春季大会にて発表される。また同成果の一部はポーラから今秋発売される化粧品に活用される予定だ。

 化粧品に関連する領域では、香りやメークアップによる感情の変化を評価した研究は存在していたが、スキンケア製剤そのものに着目した研究は存在しなかった。そこで同社では、これまでスキンケア製品の主な役割は「肌にうるおいを与え健やかに保つこと」と捉えてきた従来の考え方を見直し、「人の気持ちに対して影響を与えるのではないか」という考えのもとで研究を進めた。

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