宮本、印刷事業部の品質向上対策を推進

週刊粧業 2017年3月27日号 9ページ

カンタンに言うと

宮本、印刷事業部の品質向上対策を推進
 宮本では昨年9月に新設した印刷事業部が軌道に乗り、フル稼働状態が続く。印刷会社2社の事業を継承したもので、シルク印刷で加飾による表現の幅が広がった。

 「当社はお客様と印刷会社の間に立っていたので品質の見方が厳しい。そこで従来よりも品質基準のハードルを高くしてもうワンステップ上に持っていく取り組みを進めている。容器メーカーが求める印刷レベルは一般の印刷よりも高いので、ステップアップにより差別化を図っていきたい」(宮本浩樹社長)

 韓国・TOLY KOREA社の容器はエアレス容器が中心で、パーツが少ないコストメリットの高いものを充実させた。クッションファンデーションの容器も引き合いが増え、メーカーにしっかりと提案できるよう、準備を進めている。

 国内の容器では、インジェクションブローのPETボトルの取り扱いが多い。大型PET容器では、シャンプー用ポンプボトルの引き合いが増えた。好評なアプリケーターチューブは先端部分のバリエーションを増やす予定だ。

 来月をめどにホームぺージと容器カタログをリニューアルする。

 新カタログ(写真)では、容器はイメージカットをメインとし、寸法表記もする。ホームページは一般ユーザーでも容器の世界を楽しんでもらえる内容になりそうだ。

 「お客様の要望に応えながら新型容器を開発し、数がまとまったら展示会でお披露目をするスタンスとする。設備面では倉庫や検査ラインの拡充を検討していきたい」(宮本氏)
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