ヤクルト本社 市川氏、化粧品部の変わり目に腕撫すチームリーダー

週刊粧業 2017年4月10日号 16ページ

カンタンに言うと

ヤクルト本社 市川氏、化粧品部の変わり目に腕撫すチームリーダー
 1961年が起源と見なせそうな飲料大手の化粧品ビジネスにおいて、「おそらくですけどね」という前置きをしたうえで、現職の続投で最長記録を塗り替えているのではないかという社内の呼び声があがっている。

 そうした周囲の反応に対し、ヤクルト本社 化粧品部 部長 市川英次氏は自身の去就を「次の受け入れ部署がないだけの話」と評して煙に巻く謙遜術には、「市川流」といえる。

 誰がどう考えても、主力の飲料とは売り方も売り先も異なる性質な化粧品事業の統括リーダーを「社内記録か」というほどの長期にわたって託され、前へ進め続けている功績を多くが認めていることは容易に想像できる。

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