ISパートナーズ、女性の働き方の好事例がグループ全体に波及

粧業日報 2017年4月25日号 2ページ

ISパートナーズ、女性の働き方の好事例がグループ全体に波及
フレキシブルな対応で、
優秀な人材の流出を防止

 週刊粧業4月17日号(春の特大号)の特集「働き方改革への挑戦」では、アイスタイルのグループ会社「ISパートナーズ」(以下、ISP)で推進している新しい女性の働き方の好事例が、アイスタイルグループ全体にも広がりを見せていることに触れた。

 今回は、そこで伝えきれなかった山田メユミ社長のインタビュー記事を紹介する。

 ――設立から1年が経ち、今思うことは何でしょうか。

 山田 ISPは、主にコスメや美容の総合サイトである「@cosme」の商品データベース登録や美容関連記事の執筆・編集企画を担っており、今ではアイスタイルグループにおいてなくてはならない組織となっている。

 社員はアイスタイルのノウハウを活かした一連の教育プログラムを学び、薬機法や商品など美容に特化した知識やスキルを身に付けた約25名が在籍している。

 元々、化粧品業界で働いていた人もいれば他のIT企業で活躍していた人、未経験の人などバックボーンは様々だ。

 流山市で求人活動を進めていく中で、高学歴やビジネス経験値の高い女性からも多数エントリーがあり、こんなにも優秀な人材が就業できない環境にあるということを改めて実感した。

 今は時間に制約がある地域限定正社員が、将来的に子育てが一段落したフェーズに入ってフルタイムで働けるようになれば、本社(赤坂)やグループ本社、関連会社などへの配属転換を含め、フレキシブルに対応していきたいと考えている。

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