東色ピグメント 鴫原社長、BtoBショールームの機能強化へ

C&T 2017年3月15日号 80ページ

カンタンに言うと

東色ピグメント 鴫原社長、BtoBショールームの機能強化へ
 パウダーアイテムを主力に化粧品受託製造業を展開している東色ピグメントは、自社領域を明確化し、次の一手を打つやり方で着実に事業を拡大してきた。

 粉体原料事業も展開し、海外企業を対象としたグローバルな活動が活発化している。

 鴫原靖宏社長に、今後の見通しについて話をうかがった。

入社後は様々な部署を経験し
会社を預かり支える社長に就任

 ――まずは、原点についてお聞かせください。

 鴫原 元々、大学時代は石油や石炭等の代替エネルギーの開発に活用できるポリマーの分解などを研究していた。

 実は、大学卒業に当たっての就職活動では、最初は当社を希望していなかった。当時は、メーカーに入って、「東色ピグメントに注文を出そう」という野望も抱いていたものの、最終的には、1983年に当社へ入社することになった。

 父が社長を務めていたため、大学時代からアルバイトとして製造部に勤めた経験もあった。

 40年くらい前は冬~春にかけて常に超繁忙期で、私は期末試験後の2月~3月はヒマだったため、毎日のようにアルバイトに明け暮れた。当時の社員の子弟もアルバイトとして勤めるなど、社員のみならずその家族も繁忙期を支える一員となっていた。

 2カ月半ほど働き、アルバイトが終了した時点でまとめてアルバイト代をもらった。自分がしっかり働いた分として、大きなお金を一度に貰え、とても嬉しかったことを今でも覚えている。

 当社に入社後は、すぐに当時のグループ会社の開発部門に出向した。そこで2年ほど開発業務に携わり、出向を終えて戻ると、当社でも開発部署に所属し、半年ほど従事した。

 その後、当時からの主力アイテムであるファンデーションやアイシャドーの製造現場に配属され、当時の本社工場(現開発センター)に勤めた。

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