コーセー小林社長、中期計画と長期ビジョンを説明

粧業日報 2017年5月10日号 1ページ

カンタンに言うと

コーセー小林社長、中期計画と長期ビジョンを説明
2017年度は国内でのシェア拡大と
海外展開の加速を両輪で展開

 コーセーは5月1日、記者ミーティングを開催し、小林一俊社長が「中期経営計画2019」と長期ビジョン「VISION2020」について、長濱清人常務が「主要ブランドの海外展開の状況」について説明した。

売上高は4期連続、営業利益は
3期連続で過去最高を更新

 2017年3月期連結業績は、売上高が前期比9.6%増(為替の影響を除く実質12.3%増)の2667億6200万円、営業利益が14.7%増の391億6000万円、経常利益が14.8%増の395億6400万円、純利益が8.1%増の216億5700万円となり、売上高は4期連続、営業利益は3期連続で過去最高を更新した。営業利益率は0.5P増の14.7%増となり、長期ビジョンで掲げる15%に迫る勢いを示した。

 売上高の内訳は、化粧品事業が10.5%増の1990億2800万円、コスメタリー事業が7.6%増の656億3400万円、その他が6.0%減の20億9900万円となった。増収(284億円)の内訳は既存事業が159億円、タルトが125億円(為替影響△31億円含む)、減収(50億円)の内訳はインバウンドが15億円、為替が35億円(タルト以外)となっている。

 原価率は、メークアップブランド好調によるプロダクトミックスの影響で0.7P増の25.1%とやや悪化したものの、人件費率や管理費率を抑制することによりコストコントロールを図った。

 価格帯別でみると、ハイプレステージが18%の増収(実質21%の増収)、プレステージが2%の減収(実質2%の増収)、コスメタリーが7.6%の増収となった。

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