ファンケル2017年3月期、戦略的な広告投資で増収増益

粧業日報 2017年5月12日号 1ページ

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ファンケル2017年3月期、戦略的な広告投資で増収増益
 ファンケルは4月27日、2017年3月期の決算説明会を開催し、池森賢二会長と島田和幸社長が中期経営計画(2016年3月期~2018年3月期)の経過報告を行った。

 2017年3月期は、売上高が前期比6.0%増の963億500万円、営業利益が86.3%増の22億4400万円、経常利益が67.8%増の23億8500万円、投資有価証券売却益を特別利益として計上したことで当期純利益は884.4%増の51億4600万円となった。

 前期は中期経営計画の方針のもと、戦略的な広告投資を実施したことで全事業が増収となった。

 また、営業利益については、各種プロモーションの強化や研究開発体制の拡充により販管費が増加したものの、増収効果による売上粗利率のアップによりカバーしている。

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