プロテックス・ジャパン、真のオーガニックOEMを目指す

週刊粧業 2017年5月15日号 9ページ

カンタンに言うと

プロテックス・ジャパン、真のオーガニックOEMを目指す
 プロテックス・ジャパンは、ヘアケア製品を中心に化粧品・医薬部外品のOEM事業と、サロン専売・業務用ヘアケア製品の自社ブランド「ハホニコ」を展開している。

 同社では昨年11月、「農業のように化粧品を作りたい」をグローバルミッションに掲げる新工場「森の国ファームファクトリー」(愛媛県北宇和郡松野町)が稼働した。

 四万十源流地域に位置する同工場は、自然環境に配慮したエコな生活を送る「ロハス」を具現化し、空気や水、森といった大地に恵まれた場所にある。

 将来的には、約1万㎡もの敷地面積を誇る同工場内で原料栽培から製品づくりを一貫して行い、「真のオーガニックOEMを目指していく」(京寛志副社長)考えだ。

 稼働から約半年を経た新工場では現在、「まずは工場として安定稼働させること」(京副社長)を目標とし、自社ブランドのハホニコが展開するヘアケア・スキンケア商品の製造を行っている。

 最近では、宇和海の真珠から独自抽出した加水分解コンキオリン配合のスキンケアシリーズ「さくらひめ生真珠化粧品」の製造も開始し、京副社長は「新工場で初めて成分抽出から製造までを一貫して行ったオリジナル製品で、今後は自社で栽培した植物から成分抽出が可能になれば、OEMでも様々な選択肢が出てくる」と期待を寄せる。

 「新工場は『えひめ戦略産業雇用創造プロジェクト』の許可事業として建設を開始し、愛媛県と松野町からの全面的なバックアップがある。タッグを組む愛媛県と松野町とともに、安心して使用できる新しいオーガニックコスメを生み出していきたい」(京副社長)
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > プロテックス・ジャパン、真のオーガニックOEMを目指す

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop