ポーラ、祐天寺出土の白い粉を炭酸カルシウムと解明

粧業日報 2017年5月25日号 3ページ

カンタンに言うと

ポーラ、祐天寺出土の白い粉を炭酸カルシウムと解明
原材料分析技術を活用し、
化粧文化研究に貢献

 ポーラ化成工業は、祐天寺(東京都目黒区)の阿弥陀堂改修時の出土品のひとつで、徳川家五代将軍綱吉の養女・竹姫が所有していた「白い粉」について成分分析を行い、主成分が「炭酸カルシウム」であることを明らかにした。

 同成果は、5月27日~28日に京都で開催される日本分析化学会第77回分析化学討論会にて発表される。

 昨年、公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団を通じ、ポーラ化成工業に、祐天寺の阿弥陀堂改修時に石箱に入った毛髪や手鏡とともに出土した「白い粉」の分析依頼があり、記録を確認したところ、これらは徳川家五代将軍綱吉の養女・竹姫の所有物と考えられ、「白い粉はおしろいの可能性があるため、原料に何を使用していたのかを突きとめて欲しい」という住職の要望に応える形で成分分析を実施した。

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