グラセル、真の化粧品総合容器メーカーへ

週刊粧業 2017年5月29日号 9ページ

カンタンに言うと

グラセル、真の化粧品総合容器メーカーへ


最新鋭3Dプリンタで作成する
モデルは正に「現物そのもの」

 会場には、グローバル拠点であるタイのグラセル・タイランドで取り扱う容器も紹介する。

 グラセル・タイランドは、金型、インジェクシン成形、インジェクションブロー成形、ダイレクトブロー成形(多層含む)、蒸着・塗装、印刷、検査まで全工程を一社で一貫して行える体制が整う。進出から3年目を迎え、谷村社長は「工場増築も視野に入れている」ことを明かし、グローバル市場開拓の基盤を強固にする考えを示した。

 また、3Dプリンタを用いたモデルの作成を行う工房「モックラボ」では近々、新たな3Dプリンタを導入する。これまでも現物に限りなく近いモデルを作成・提供し顧客から好評を得ているが、最新鋭の3Dプリンタは、同社従来品に比べ、よりクリア感のある樹脂でモデルをつくることが可能で、「色の掛け合わせで400色以上の着色が可能なモデルを提示できる」という。

 谷村社長は「容器屋としての当社の使命は『常に新しい容器を提案し続けていくこと』であり、その実現には、今回の3Dプリンタのように新しい機能を持つ最新の機械をいち早く導入し活用することも欠かせない。今後も顧客満足につながる技術や機械には投資を惜しまず、化粧品業界に新たな価値を提供し続ける企業を目指していく」と述べ、今後も顧客満足の価値向上につながるサービスを訴求していく方針を語った。
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