メークアップ製品や基礎化粧品などの受託製造業を展開しているアサヌマコーポレーションは、国内外の取引先などに向けて、長年培ってきた受託製造業としての高い技術力や安全性をアピールする展示を行う。
今回のCITE Japanでは、同社の標榜する「造形美」「技術力」「安全性」を大きなテーマとし、オリジナリティあふれる製品を披露する。
4月から新研究所が稼働
技術力や安心安全をアピール
アイライナーやアイブロウなどの目周り製品の製造に定評があるアサヌマコーポレーションは、日本国内のみならず海外のグローバルメーカーをはじめ、様々な企業との取引を行っている。
また、中国のローカルメーカーを主として受託製造を行っている上海麻沼化粧品有限公司を有しており、中国国内のみならずアジア圏でのグループとしての信頼を徐々に構築しているという。
さらに、上海麻沼化粧品有限公司では昨年11月、従来の3階建て工場の隣に同規模の新棟を増設した。新棟にはプレゼンテーションルームを設けて積極的に活用している。
CITE Japanでは、中国をはじめとするアジアからの来場者が見込めることから、「技術力が高く安心・安全な日本のOEM・ODM」をアピールし、認知度向上を目指す。
近年、同社では、中身と容器が合致し、見事に商品の良さや世界観を表現する「造形美」の提供を念頭に置いて開発を進めてきた。
女性が店頭で製品をひと目見て欲しいと思える「カラー」「デザイン」「ケース」の製品を作りつつ、見た目だけでなく使用感や使いやすさなども追求した「造形美」を体現する商品の提供を目指し、こだわりを持って開発を行っている。
そうした中で4月、新研究所の稼働を開始し、バルクの研究機能が一カ所に集結した。
「従来の研究所は、研究員の増加とともに狭くなってしまっており、研究体制もスキンケアの研究部門が別の場所に離れてしまっていた」(麻沼雅海社長)
新研究所では、設備も整え研究体制も一カ所にまとめたことで切磋琢磨しつつ、集中して製品を開発できる環境となり、今まで以上にオリジナリティのある製品を生み出すことができる体制となった。さらなる飛躍に向けて日々研鑽を進めている。
「クライアントの方々には、今までにない発想で製品づくりに取り組む当社の姿勢を展示会で知っていただきたい」
また、展示会では技術力レベルの高さや製造環境・製品の安心・安全性についてのアピールに加え、「未来を創る画期的な造形美を持つ製品開発」へのチャレンジ姿勢も紹介する。
技術力や安全性など、普段口頭で紹介している同社の姿勢を展示物として見ることができ、より理解を深めることができる。
「研究だけでなく、営業やものづくりの現場などが全社一体となって技術開発を行っている。来場者の方には、未来に向けた当社の取り組みを実際に見ていただき、理解してもらいたい」