フマキラー、2017年3月期は5期連続の増収増益

粧業日報 2017年6月7日号 3ページ

カンタンに言うと

フマキラー、2017年3月期は5期連続の増収増益
 フマキラーは5月29日、決算説明会を開催し、前期(2017年3月期)の結果と今期の戦略を発表した。

 前期の連結業績は、売上高423億6200万円(前期比16.7%増)、経常利益24億700万円(同22.0%増)と5期連続の増収増益を達成した。国内売上は227億9700万円、海外売上は195億6500万円で、海外売上比率は46.2%と1.6P上昇した。新製品の売上寄与率は19.7%に達した。

 カテゴリー別では、殺虫剤が334億7400万円(前期比20.9%増)と大きく伸長し、国内では電池式、「スキンベープ」「コキブリワンプッシュ」が売上を牽引、海外ではインドネシアの子会社「フマキラーアジア」が2ケタ成長を遂げた。家庭用品は花粉関連が苦戦して4.5%減、園芸用品は不快害虫と除草剤が伸長して5.0%増となった。

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