一丸ファルコス、中国展示会にて機能性原料:美白・UVケア部門賞を受賞

C&T 2017年3月15日号 46ページ

カンタンに言うと

一丸ファルコス、中国展示会にて機能性原料:美白・UVケア部門賞を受賞
 化粧品・医薬部外品、健康食品分野の機能性原料の研究開発メーカーである一丸ファルコスは、年齢肌に合ったスキンケアが定着する中、「年齢や世代に合ったUVケア」を啓発する新たな機能性原料の開発に成功した。

 肌質変化を実感しやすい40代からの「ミドルエイジ肌」が、若い頃に比べて紫外線(UV)の影響を受けやすいことを発見するとともに、イザヨイバラ(トゲナシ)果実から抽出したエキス「IZAYOI〈イザヨイバラエキス〉」に、加齢により敏感になった肌へのUVによる紅斑を強く抑制する作用を見い出したのだ。昨秋より「ミドルエイジからの新規UVケア原料」として国内外で紹介を進めている。

 肌はUVを浴びると、局所的に炎症を引き起こし、シワやたるみなどの老化の原因となる。UVによる炎症反応(紅斑)は、UVを浴びた表皮細胞が炎症性サイトカインを放出することで引き起こすとされている。しかしながら、最新の研究では、表皮細胞が炎症性サイトカインを放出する経路のさらに上流で、表皮細胞の損傷によってDAMPs(Damage associated molecular pattern、傷害関連分子パターン)が放出されていることが明らかになった。

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