東京都装粧品協同組合、第77回通常総会を開催

粧業日報 2017年6月15日号 5ページ

カンタンに言うと

東京都装粧品協同組合、第77回通常総会を開催
 東京都装粧品協同組合は5月25日、都内で第77回通常総会を開催した。

 総会では、平成28年度事業・決算報告から平成29年度の事業計画・収支予算案までの第1~第4号議案について決議した。組合会員数は、昨年度に1名が逝去したため1人減少し58名となった。

 役員に関しては、早川謹之助理事長を筆頭に交代などはなく、現状を維持する形で今年度も引き継いだ。議案は4号まですべて満場一致で賛成となり、総会は終了した。

 その後の懇親会で、早川理事長が挨拶に立ち、4月に銀座に開業した「GINZA SIX」に出店している「TSUTAYA」を引き合いに出し、「お店のテーマは『アート』と『日本の伝統文化』。生活者の関心は欧米への憧れから日本回帰へと変化しており、その風潮は今後しばらく続いていくものと思われる。装粧品業界も今まで培った技術を活かしながら、生活者の気持ちに寄り添った日本らしい細やかなモノづくりに力を尽くしていきたい。1社1社が常に新鮮で、その会社ならではの特徴を持った商品を開発し続けることで、業界を盛り上げていく」と宣言し、組合員同士の積極的な意見交換を促した。
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