福岡県リサイクル総合研究事業化センター、化粧品原料で目に見える成果

週刊粧業 2017年7月3日号 19ページ

カンタンに言うと

福岡県リサイクル総合研究事業化センター、化粧品原料で目に見える成果
 2001年6月開設の福岡県リサイクル総合研究事業化センター(通称=リ総研)は、産・学・官・民という共同研究体制でリサイクル技術と社会システムの開発を行い、その実践を支援する中核拠点として活動の歴史を刻んできた。

 「成果」と呼べる事例の中から化粧品市場で生まれた恩恵を探すと、醤油粕や廃棄きのこを活用した「天然ヒト型セラミド」が高バリア性・高保湿性の化粧品原料として既に多くの末端製品に採用され、エンドユーザーの支持を受ける結果を生み出している。

 ――設立の経緯を教えてください。

 増田 容器包装リサイクル法など、2001年頃はリサイクルに関するさまざまな法律が施行された時期で、社会の視点を「大量生産・大量消費から脱却しましょうね」と是正していったタイミングだった。

 そうした是正はもともと、福岡県としてもこれから取り組んでいくテーマだったことから当センターを設立したが、当時はリサイクルだけに特化した研究支援機関は全国でも非常に珍しかった。

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