新規参入サポート企業、商慣習の荒波乗り越え二人三脚で舵取り

週刊粧業 2017年7月31日号 1ページ

カンタンに言うと

新規参入サポート企業、商慣習の荒波乗り越え二人三脚で舵取り
 外から見るととても華やかで儲かりそうに見える化粧品業界は、一攫千金を夢見て参入を目指す企業が絶えることはない。

 過去には話題性の高い商品を輸入して売り切る一発屋業者もみられたが、ニーズが多様化した今ではSNSを駆使しても大ヒット商品を輩出するのは容易ではない。

 そこで活躍するのが驚くべき慧眼でリスクを回避させ、進むべき道へと導くサポート企業である。

 彼らの話を聞くと、化粧品は見た目ほど甘くないことがよくわかる。

まずは返品制度に驚愕
セールなし故の宿命か

 リテール販売を目指す新規参入企業がまず驚くのが、返品制度であるという。

 異業種が「店側が売りたいといって仕入れたのに何で戻ってくるのか」と考えるのは至極当然である。

 「我々の業界は卸を通じて売れなかったら戻ってくるのが当たり前になっているが、異業種にこの制度を説明するととても驚く。小売店からは欠品をするとクレームがくるし、いわれるままに納品して売れないと戻ってくる。こうして捌けなくなった商品が場合によってはネットの安売りサイトに流れ着いてしまう場合がある」(コンサルタント)

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