ライオン、キッチン周りの家事ストレスに関する情報懇談会を開催

粧業日報 2017年8月21日号 4ページ

カンタンに言うと

ライオン、キッチン周りの家事ストレスに関する情報懇談会を開催
調理・食器洗いでは3つのS
(シフト・シンクロ・シェア)が鍵

 ライオンは7月28日、同社研究開発本部コミュニケーションセンターで「キッチン周りの家事ストレスに関する生活情報懇談会」を開催した。

 当日は2部構成のプログラムが行われ、第1部のプレゼンテーションでは「『3つのS』でキッチン周りの家事ストレスを解消!」と題し、キッチン家事ストレス事情と解消テクニックの提案についてリビングケアマイスターの杉本美穂氏が説明した。

 その後、リビングケア事業部の中西千晶氏と松石達矢氏がキッチン家事ストレスを解消する2つの新商品(「リード 冷凍も冷蔵も新鮮保存バッグ」「CHARMY Magica 速乾+(プラス)」)の特長を紹介した。

 同社が小学校低学年以下の子どもを持つ働く主婦258名を対象に実施した家事ストレスに対する実態調査によると、家事の中でも特に「調理」を負担と感じる人が69.0%で最も多く、「食器洗い」に関しても65.9%が負担と回答するなど、キッチン周りの家事を負担に感じている女性の様子が浮き彫りとなった。

 この結果に対し、杉本氏は「共働き世帯が増加し、社会全体の働き方改革が求められる中、家庭では依然として女性の家事負担が大きい。調理では、仕事から帰宅して限られた時間の中で栄養バランスを考えた献立を考え、夕食を急いで作らなければならず、食器洗いに関しては食後に家族が寛いでいても、自分だけがいつまでも終わらないという精神的なストレスが負担要因となっている」と説明した。

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