資生堂第2四半期、売上・営業利益とも過去最高を更新

粧業日報 2017年8月28日号 1ページ

カンタンに言うと

資生堂第2四半期、売上・営業利益とも過去最高を更新
プレステージ・トラベルリテール・
新ブランドが業績を牽引

 資生堂の2017年12月期第2四半期連結業績は、売上高が前年同期比14.5%増(為替影響除く実質15.0%増)の4721億900万円、営業利益が73.9%増の346億7100万円、経常利益が86.5%増の341億9700万円、純利益が23.3%減の188億500万円となり、売上高・営業利益とも上期としては過去最高を更新した。

 戦略的に投資強化を続けてきたプレステージ領域がグローバルで好調を維持したことに加え、主に中国人客を対象とするボーダレスマーケティングを積極的に実施した日本、中国、トラベルリテール事業が成長を牽引した。さらに、新ブランドの「Laura Mercier」「Dolce&Gabbana」が282億円の上乗せとなったことから、全ての事業で増収となった。

 営業利益は、新ブランドに対する投資強化があったものの、日本、中国、トラベルリテールを中心とした既存ビジネスの収益性向上やコスト構造改革、原価率の低減などにより、前年同期に比べ147億3000万円の増加となった。

 一方、純利益は前期に「知的財産権の譲渡益や工場跡地の売却益」(167億円)を特別利益に計上したことに加え、当期に一部商品の「自主回収」(25億円)に関わる特別損失を計上したことなどが影響し、前年同期より56億9000万円の減少となった。

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