求人市場の動向を知る化粧品業界求人倍率レポート【2017年7月編】

週刊粧業 2017年8月28日号 4ページ

求人市場の動向を知る化粧品業界求人倍率レポート【2017年7月編】
 化粧品業界最大の求人メディア「アットコスメキャリア」および人材紹介サービス「化粧品人材バンク」を利用する約30万人超の会員データをもとに、毎月、最新の求人マーケットの動向をお伝えします。

■サマリー

・化粧品販売職の求人倍率は1.12倍(▲0.67)
・化粧品本社職の求人倍率は1.9倍(+0.41)
 ※カッコ内は前月比
・販売職では、お盆の影響で求人倍率が低下。一方、現職者の転職活動も増えてきており、これから人員入れ替えが激化する見込み。
・本社職は、お盆明けから秋に活発化する見込み。転職シーズンに向けて、異業種からの流入活性化を目指す。

■「販売職」の求人マーケットの動向

 7月はお盆休みを前に、企業が前倒しまたは後倒しで採用を行ったため求人広告数は減少。その結果、求人倍率はやや低下したが、それでも引き続き求職者数よりも募集企業数が上回る「売り手市場」が続いている。一方、求職者側では、在職中の求職者が増えてきており、お盆明けから激しい人員の入れ替わりが予想される。

 最近、募集企業からの相談で多いのは、ブランドの撤退・縮小にともなう販売員の再就職支援の依頼だ。ブランドの撤退・縮小が決まると、大手メーカーでは傘下の他ブランドへの異動となる場合もあるが、販売員が自主的に就職活動を行い、とりあえず「つなぎ」の仕事に就いたり、退職を機に異業種へ流れてしまうケースも多い。企業からの相談はあっても、販売員が相談できる場がなく、業界内での再就職支援の仕組みがしっかりと整っていないのが現状だ。

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