ファンケル、プロの熱戦と観戦者の盛り立てで社員が一致団結

粧業日報 2017年9月5日号 5ページ

カンタンに言うと

ファンケル、プロの熱戦と観戦者の盛り立てで社員が一致団結
 ファンケルは8月18日~20日にかけ、静岡県裾野市で男子プロゴルフのシニアツアー「ファンケル クラシック 2017」を開催し、期間中延べ約600人の社員がギャラリーサービスや競技運営に力を出し切ることで対応能力を高め、今夏も本業と異なるスポーツイベント開催を通じて社会人としての蓄積を深めた。

 2001年に始まった本大会は、年輪を刻み出した2010年頃になると試合を盛り立てたい社員らの目つきが変わり始め、それを機敏に感じ取った池森賢二大会会長が同試合を評し「社員にとってホスピタリティー向上の場だ」と明言していた。

 また、始まった当初は賞金と順位を争う試合の添え物に見えた化粧品体験コーナーは、総ギャラリー数が2万人に迫った2009年になると接客の順番を待つ行列が会場内で風物化し、大会にとって欠くことのできない機能と役割へと位置づけが変わっていた。

 本年も、「洗顔パウダー泡立て体験コーナー」では、引きも切らない希望者で行列が途切れず、テントシートの中では日頃の接客力をゴルフ観戦者で試したい本職スタッフらが、真剣この上ない態度で来訪者と向き合っていた。

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