東洋新薬、愛媛県との連携協定で2例目の成果

粧業日報 2017年9月8日号 5ページ

カンタンに言うと

東洋新薬、愛媛県との連携協定で2例目の成果
 化粧品や健康食品のOEMを展開する東洋新薬は、2013年12月に愛媛県と締結した「連携・協力協定」に基づく愛媛県産業技術研究所との共同研究で、県内で限定栽培している柑橘類「紅まどんな」の果皮抽出物(以下、『紅まどんな』)が、育毛に不可欠な外毛根鞘を保護することを確認し、8月26~27日に福岡国際会議場において開催された「第34回和漢医薬学会学術大会」で成果を発表した。

 愛媛県との連携協定に基づく共同研究の成果は、希少柑橘種「媛小春」に続く2例目となる。

 「紅まどんな」は、愛媛県が開発し、2005年に品種登録した柑橘種で、県内のJAグループのみが使用できる呼称だ。そのため、市場に出荷される量は少なく主に百貨店などで年末の贈答用に販売されているという。

 一般的に柑橘種の果皮には育毛作用があるとされており、抽出物は育毛剤などに採用されている。これまでは、血行促進作用、5αリダクターゼ阻害作用、毛母細胞活性作用などが知られているが、外毛根鞘に関する作用については、報告されていなかった。

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