DHC、乾燥刺激が肌細胞の体内時計に与える影響を解明

粧業日報 2017年9月11日号 5ページ

カンタンに言うと

DHC、乾燥刺激が肌細胞の体内時計に与える影響を解明
 ディーエイチシーは、乾燥刺激が時計遺伝子に影響を与え、肌細胞の体内時計(昼と夜を作り出す24時間周期の内因性リズム)を乱すことを明らかにした。

 また、乾燥刺激によって乱れた体内時計のリズムを調整する成分として、セラミドNP、サリチロイルフィトスフィンゴシンを発見した。同研究結果は、第24回日本時間生物学会学術大会(10月28日・29日)にて発表する予定だ。

 同社では、かねてより時計遺伝子に関する研究を進め、時計遺伝子のリズムが酸化ストレスによって乱れると、皮膚保湿遺伝子のリズムも乱れてしまうことを明らかにし、そのリズムの乱れにアプローチする成分を発見してきた。

 一方、皮膚の時計遺伝子の発現量に悪影響を与える要因として紫外線や加齢が知られているが、その他の要因、特に乾燥が与える影響については解明されていなかった。

 そこで今回、体内時計をつかさどる時計遺伝子と肌の乾燥の関係に着目し、肌細胞に乾燥刺激を与えた時の時計遺伝子への影響について研究を行った。

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