ライオン、エラグ酸配合の薬用美白エッセンスを発売

粧業日報 2017年9月28日号 4ページ

カンタンに言うと

ライオン、エラグ酸配合の薬用美白エッセンスを発売
 ライオンは9月26日、植物生まれのポリフェノール「エラグ酸」配合の薬用美白エッセンス「felizona(フェリゾナ) リッチホワイトニングエッセンス」(医薬部外品、各30g、通常:8800円、定期お届けコース:7920円)を通販限定で発売した。

 一般に、40~50歳代の女性にとって深刻な加齢による悩みは、「シミ・しわ・白髪」といわれ、同社が行った肌悩みに対する意識調査(2016年、n=600)でも、「将来、シミ・くすみがどんどん増えそうで怖い」(75%)、「年齢とともにシミの出方が変わってきた」(58%)など、この世代の多くの女性が将来のシミの増加や変化を気にしている実態が明らかになった。

 一方、同社では30年近く毛髪・肌のエイジングの研究を行っており、ペルー原産のマメ科植物を原料とする植物由来のポリフェノールで、40歳代以降の女性が悩む「シミ」を防ぐ効果が期待されるという「エラグ酸」を新規有効成分とする医薬部外品の承認を1996年に取得していた。

 そこで今回、加齢によるシミに悩む女性に向け、メラニンの生成を抑える「エラグ酸」をはじめとする3つの有効成分とヒアルロン酸など4種の保湿成分を配合し、塗布後も滞留実感がある濃厚なテクスチャーに仕上げたクリーム状の美白エッセンスを投入することにした。

 美白ポリフェノール「エラグ酸」が肌内部でメラニンを作る酵素「チロシナーゼ」の活性を抑えることでメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎ、3種の天然保湿成分が皮膚にうるおいを与える。クリーム状で気になる部分に集中的に塗りこむことができ、濃厚な塗り応えが実感できる使い心地となっている。

 ブランド名の「フェリゾナ」は、エラグ酸の原産国ペルーの公用語であるスペイン語の「feliz(幸せな)」「zona(領域)」を由来とする造語で、大人の女性を幸せな領域に導きたいという想いを表現している。

 同社の通販事業は10周年を迎え、主力の機能性食品「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」に加え、ヘアケア関連の「フルリア」とともに新たな「フェリゾナ」ブランドを展開することで、ユーザーのQOLの向上をサポートしていく。
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