PLAZASTYLE MD Convention、商品展と意識結束兼ねた一大集会

週刊粧業 2017年10月2日号 7ページ

カンタンに言うと

PLAZASTYLE MD Convention、商品展と意識結束兼ねた一大集会
 化粧品などを販売する「PLAZA」を多店舗展開しているスタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイルカンパニーは、9月6日から8日にかけ「PLAZASTYLE MD Convention 2017」(於・ベルサーレ新宿セントラルパーク)を開催し、全国約130店舗のスタッフと商品サプライヤー55社が向き合う中、クリスマスという大型商戦期を迎える準備を整えた。

 買い場の再現を狙って造作した広大な商談空間には、「受注目標」や「計画達成」といった機運が醸す堅苦しさは皆無で、来店客を楽しませるプロたちが放つ明るい波動に覆われていた。1980年代から脈々と受け継がれ、2016年からは年間2回開催が1回へ集約したため、華やかさ増したという同展示会の意義や現場感を紹介する。

絶好調のコスメは売上の大黒柱に
売上の過半を占める重要な存在

 1966年2月の創立で、雑貨小売業では有数の知名度を持つ同社は、2016年に節目の創業50周年を迎えて次の100周年に向かっていく体制づくりをしていた。

 競合から関心が注ぐ同社の業績はというと、スタイリングライフ・ホールディングス社の2017年3月期売上は479億3600万円(信用調査ベース)で、直近の3カ年は連続増収を達成している。

 現状と2013年3月期を比較した場合、前期までに売上を2%上乗せした格好となっている。

 こうした堅調な業績推移は、独自な世界観といえそうな商品MDでファンを引っ張ってきた結果だと容易に想像がつく中でも、やはり本紙としては化粧品の位置づけが気にかかる。

 この点に関し、同社は「PLAZAはいま、コスメの売上が半分以上を占めている。とにかく絶好調で、ここ数カ年はずっと右肩上がり」(販促宣伝本部)と明言しており、これは言い換えると「コスメがベースの売上を作ってくれるため、他のカテゴリーで遊び心を試すことができる」(同)といった数字以外の副産物を生み出している。

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