資生堂、相談役・顧問制度を廃止

粧業日報 2017年10月12日号 3ページ

カンタンに言うと

資生堂、相談役・顧問制度を廃止
 資生堂は、持続的な企業価値向上やコーポレートガバナンスの充実の一環として、執行役員制度の一部変更と相談役・顧問制度の廃止を決定した。

 現在同社では、取締役会が定めた社内規程に基づき、取締役・監査役・執行役員のうち一定の役職経験者について、取締役会の承認を受けたうえで、退任後一定の期間相談役・顧問に就任できることとしているが、この相談役・顧問制度を廃止することを取締役会で決議した。

 ただし、この制度廃止は、特別な知識やノウハウ等を有し、同社に対し貢献度の高い有識者を「アドバイザー」として起用することを否定するものではなく、同社への貢献が期待できる場合には、具体的職務を特定した委任契約を締結して「アドバイザー」に就任してもらう。

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