人を介した販売方法の魅力に見直し機運

週刊粧業 2017年10月16日号 1ページ

カンタンに言うと

人を介した販売方法の魅力に見直し機運
 早さや安さが珍重されてインターネット通信販売に普及・拡大が進むのを横目に、近年は訪問販売の旗色が芳しくなく、業界の総売上規模が尻すぼむとともに参入企業数の減少が続いてきた。

 ところが2016年後半辺りから、温もりに乏しい「網」による伝達に天井を感じたのか否か、対面による販売や製品訴求を見直す機運が見え始めた。

 そうした傾向を受け、本紙が年間を通じて春と秋に実施している訪販化粧品特集では、先行4月3日号で人による化粧品販売の復権ぶりが垣間見えた。

 かわって本号では復活や再生から目線を転じ、化粧品訪問販売が向かっていく新しい境地を探し出してみたい。

フロントランナーが映す業界動向
牽引車が果たす役割で全体像明瞭

 いうまでもなく、化粧品訪問販売は人と商品の調和が醸し出すハーモニーがあってこそ顧客満足引き出すことができる。

 その点、ポーラは業界最大手としてマーケット全体へ1つの成功例を指し示しているということができる。

 本年の締め括りで10大ニュースに挙がりそうな「リンクルショット」の大ヒットはここで触れるまでもないとして、ポーラが販売スタッフの活力向上へ大鉈をふるった点は特筆ものといえる。

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