キナリ、ロイヤル顧客の支持を基盤に復活へ

粧業日報 2017年10月20日号 3ページ

カンタンに言うと

キナリ、ロイヤル顧客の支持を基盤に復活へ
主軸活かせる多チャネル化が課題

 地層のように折り重なったスクロールのM&Aの歴史を振り返った時、2017年5月31日に発信した資生堂子会社キナリを傘下に収めるとの一報は、他の事例よりも業界に与えるインパクトが強大だった。

 新しい親会社が繰り出すハンドリングや、キナリがグループにもたらす好影響に関心が注いだ。実像を、マーケティング部 部長代行の杉原眞仁氏に聞いた。

 ――本M&A案件は、業界に与えたインパクトが大きかったようです。

 杉原 それは多くのお取引先から、前親会社の資生堂さんが育て上げた良さや、それを活かしスクロールグループ入りすることで何がやれるのかを、温かい期待感をともなった雰囲気でいろいろと聞かれた。

 商品自体は、資生堂さんから非常に良いものを提供していただいている。

 そこへ、これからはスクロールが持つDNAをフル活用して売り方をさらに磨いていくことになっていく。

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